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ポスターデザイン:横尾忠則
横尾忠則の最新作をご紹介します。これらは、新型コロナウィルス感染症の流行によって外出も人と会うこともままならなかった横尾が、アトリエに篭り、制作に打ち込むことで生まれました。「これまでの作品とは異なるタイプ」と作家が言うように、画家としての新たなステージを示すものとなるでしょう。中でも大きなテーマとなっている寒山拾得のモチーフは、中国は唐の時代の僧で、山に住み、詩を詠むも奇行を重ねるという特徴から数々の文学や美術に取り上げられてきました。俗世から離れ創作活動に勤しむ彼らの姿に横尾は何を見たのでしょうか
本展では、これらの新作を一堂にご覧いただくとともに過去の作品を参照することで、作家自身が「朦朧体」と呼ぶ最新の様式こそが、実は数十年におよぶ絵画との格闘と模索の末に到達した理想の境地だったのではないかということを考察します
一般 700(550)円
大学生 550(400)円
70歳以上 350(250)円
高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※障がいのある方は各観覧料金(ただし70歳以上は一般料金)の75%割引、その介護の方(1名)は無料
※割引を受けられる方は、証明できるものをご持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券をお買い求めください
(障がいのある方は、障がい者手帳アプリ「ミライロID」もご利用いただけます)
※ひょうごプレミアム芸術デー〔7月12日(火)~18日(月・祝)〕は無料でご観覧いただけます
※会期末は混雑が予想されますので、ゆっくりご鑑賞いただくには早めのご来館をお勧めします
講師:当館学芸員
日時:4月30日(土)、5月28日(土)、6月25日(土)
※いずれも14:00〜14:45
会場:当館オープンスタジオ
定員:30名(先着順)
参加費:無料
『Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道』 2,400円(税込)
*詳細はこちら
[YouTube]ギャラリートーク(16分48秒)
同時開催:YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2022 Part1
昨年度の展示では、横尾忠則現代美術館がこの10年間で開催してきたすべての展覧会を振り返り、横尾がデザインしたポスターを一堂に並べたり、また特別展に連動した企画として、本の装丁や挿絵のデザインを紹介するなど、幅広いジャンルにまたがる横尾の活動の一端をご紹介しました。 2022年度の展示第一弾は、横尾がコレクションをしたマン・レイ(1890-1976)の作品を展示します。ダダイスト・シュルレアリストの芸術家として知られるマン・レイは、オブジェや絵画など多様なジャンルの作品を手がけましたが、中でも実験的な構図や技法を試した写真で知られています。横尾はマン・レイが撮った女性の写真シリーズを収集し、制作上のインスピレーションを得てきました。今回はそのシリーズとともに、横尾によるマン・レイをモチーフにした作品もあわせて展示します。
会期 2022年4月9日(土)〜7月18日(月・祝)
開館時間:10:00〜18:00 [入場は閉館の30分前まで]
休館日:月曜日 [ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館]
会場 横尾忠則現代美術館 4F 横尾忠則コレクションギャラリー ※2021年3月新設
観覧料 企画展のチケットでご覧いただけます
※本展のみのチケットは販売しておりません