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ポスターデザイン:横尾忠則
2022年3月に出版された『原郷の森』(文藝春秋)は、主人公Yが美術、小説、映画など様々な分野で名を残した著名人たちと時空を超えて語り合うものです。500ページにわたって繰り広げられる壮大な芸術論/人生論は、先達に学ぶ芸術家としての、または戦後日本文化の担い手かつ目撃者としての、あるいは兵庫県西脇市に生まれ育った純朴な少年の記憶を保つ横尾の姿を浮き彫りにします。
本展では、この小説に関連する横尾の作品を、小説から抽出した文言とともに展示することで、言葉のみで表された世界をイメージを加え展覧会として構築しようと試みるものです。横尾がつづる言葉と横尾が描く絵が織りなす森のような展示室に分け入り、半世紀以上の歳月をかけて形作られた横尾の芸術観を身体的に感じ取る機会にします。
一般 700(550)円
大学生 550(400)円
70歳以上 350(250)円
高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※障がいのある方は各観覧料金(ただし70歳以上は一般料金)の75%割引、その介護の方(1名)は無料
※割引を受けられる方は、証明できるものをご持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券をお買い求めください
(障がいのある方は、障がい者手帳アプリ「ミライロID」もご利用いただけます)
※ひょうごプレミアム芸術デーの期間〔7月11日(火)~17日(月・祝)〕は無料でご観覧いただけます
兵庫県立美術館との相互割引
兵庫県立美術館の特別展「出会いと、旅と、人生と。ある画家の肖像 日本近代洋画の巨匠 金山平三と同時代の画家たち」またはコレクション展「2023年コレクション展Ⅰ 特集1」のチケット半券のご提示で、「横尾忠則 原郷の森」展を団体割引料金でご覧いただけます
また、「横尾忠則 原郷の森」展のチケット半券のご提示で、兵庫県立美術館の特別展「出会いと、旅と、人生と。ある画家の肖像 日本近代洋画の巨匠 金山平三と同時代の画家たち」またはコレクション展「2023年コレクション展Ⅰ 特集1」を、団体割引料金でご覧いただけます
※会期中のチケット半券に限り有効です
※半券1枚(招待券を含む)につき1回ご利用いただけます
※兵庫県立美術館の特別展・コレクション展をセットでご観覧の場合は、当該セット料金を割引します
講師:当館学芸員
日時:6月17日(土)、7月15日(土)、8月12日(土)
※いずれも14:00〜14:45
会場:当館オープンスタジオ
定員:30名(先着順)
参加費:無料
『横尾忠則 原郷の森』 1,800円(税込)
*詳細はこちら
[YouTube]ギャラリートーク(17分10秒)
同時開催:YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2023 Part1
第3回となる今回は、同時開催の「横尾忠則 原郷の森」展に関連づけ、小説『原郷の森』に登場するフランシス・ピカビア(1879-1953)、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)、アンディ・ウォーホル(1928-1987)ら西洋近現代美術の巨匠たちの作品を展示します。横尾が敬愛する彼らは、小説の中でどんなメッセージを送ってきたのでしょうか。横尾が書き綴った彼らの言葉を作品とともにご覧いただき、「原郷の森」をより深く探索する手がかりにしてみてください。
さらに、作者名さえわからない、しかし横尾が惹かれて収集した作品も合わせて展示します。古今東西、有名無名に関わらず数多の芸術家たちが集い語りかけてくる「原郷の森」の原型がここにあるのかもしれません。
会期 2023年5月27日(土)〜8月27日(日)
開館時間:10:00〜18:00 [入場は閉館の30分前まで]
休館日:月曜日 [ただし7月17日(月・祝)は開館し、翌18日(火)休館 ]
会場 横尾忠則現代美術館 4F 横尾忠則コレクションギャラリー
観覧料 企画展のチケットでご覧いただけます
※本展のみのチケットは販売しておりません