ひょうごプレミアム芸術デー特別イベント蓮沼執太 サウンド・インスタレーション
灰野敬二 蓮沼執太 サウンド・パフォーマンス

1 蓮沼執太 サウンド・インスタレーション 



横尾忠則の肉声だけで構成されたサウンド・インスタレーション。その言葉が遅延(DELAY)によって、徐々に意味性が剥がれていく。そして物質的に空間に響く。

日 時:2023年7月11日(火)〜17日(月・祝) 10:00〜18:00
会 場:当館オープンスタジオ
入場料:無料
※会期中は「横尾忠則 原郷の森」展を無料でご覧いただけます。

 

2 灰野敬二 蓮沼執太 サウンド・パフォーマンス 

「蓮沼執太 サウンド・インスタレーション」(7月11日〜17日)と連動した一夜限りのパフォーマンス。
2017年の初セッション以来、じっくりと親交を深めてきた灰野敬二をゲストに迎えたコラボレーション・ライブです。

photo by Riku Ikeya

日 時:2023年7月16日(日)19:00〜19:45(開場18:30)
会 場:当館オープンスタジオ
出 演:灰野敬二 蓮沼執太
入場料:無料(要申込み)
定 員:100席(申込み多数の場合は抽選)
※終了しました。多数のご来場ありがとうございました

 

灰野敬二 / Haino Keiji
1952年5月3日千葉県生まれ。アントナン・アルトーに触発され演劇を志すが、ザ・ドアーズに遭遇し音楽に転向。ブラインド・レモン・ジェファーソンをはじめとする初期ブルースのほか、ヨーロッパ中世音楽から内外の歌謡曲まで幅広い音楽を検証し吸収。1970年、エドガー・アラン・ポーの詩から名を取ったグループ「ロスト・アラーフ」にヴォーカリストとして加入。また、ソロで自宅録音による音源制作を開始、ギター、パーカッションを独習する。1978年にロックバンド「不失者」を結成。1983年から87年にかけて療養のため活動休止。1988年に復帰して以来、ソロのほか不失者、滲有無、哀秘謡、Vajra、サンヘドリン、静寂、なぞらない、The Hardy Rocksなどのグループ、experimental mixture名義でのDJ、他ジャンルとのコラボレーションなど多様な形態で国際的に活動を展開。ギター、パーカッション、ハーディ・ガーディ、各種管弦楽器、各地の民間楽器、DJ機器などの性能を独自の演奏技術で極限まで引き出しパフォーマンスを行なう。200点を超える音源を発表し、確認されただけでも2,000回以上のライブ・パフォーマンスを行なっている。

蓮沼執太 / Hasunuma Shuta
1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、多数の音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンスなどを制作する。2013年にアジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティ、2017年に文化庁・東アジア文化交流史に任命されるなど、国外での活動も多い。主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。また、近年のプロジェクトやグループ展に「Someone’s public and private / Something’s public and private」(Tompkins Square Park 、ニューヨーク/ 2019)、「FACES」(SCAI PIRAMIDE、東京 / 2021)など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。主なアルバムに蓮沼執太フィル『symphil』(2023)など。蓮沼執太フルフィル『FULLPHONY』(2020) では横尾忠則がアートワークを手がけた。